集合住宅 |コミュニティ型賃貸住宅|SHINKA|シンカ
■ ■
屋上庭園
住人が自由に憩える屋上階。アンダーナイン|30m以下のビルの屋上室外機を視線からカットし 周囲の超高層を借景。都市のノイズとソラの広がりを感じる場所。鳥が雑草の種子を運んで来る。
■ ■
屋上庭園
【大きな家具としてのデッキ空間】寝ころぶ・もたれる・座るなどリビングに居るような自由な姿勢での寛ぎを提供する
■ ■
Urban element
40m超えの高層ビルディングとして都市景観との関係性を考察。前面道路がつくる街割りに配置を従える。一方、 その街割りと37度振れた幹線道路 |皇居へとつながる鍛冶橋通りをこの周辺の強い個性と考え結びつきを強くするコンセプトとした。 都市レベルからその土地の潜在力を引き上げ得る視点を得た。 アイレベルでは凡庸に感じられる土地も都市レベルには建築的アイデンティにつながる種子が内包されている顕著な例といえる。
Urban elementを借景した開口部
24時間営みをやめない都市風景。揺れ・蠢(うごめ)く・イルミネーション
■ ■
屋上庭園の夕景
遠景のスカイラインは東京八重洲・丸の内。集いをサポートする水場と電気コンセントを設置。
■ ■
SHINKA|遠景
堀と川・自然要素によって格子状の都市構造が複雑に変形してゆく
■ ■
外観の印象
防音特別室を擁する部屋等異なるタイプが建物に表情を与える。 東西45度方向にある眺望に応える出隅の窓
■ ■
Solution
地下24mで敷地を横切るJR京葉線。シールドへの荷重制限から柱、杭工事に過酷な規制がかかる。 シールドチューブに一切の鉛直荷重をあたえないよう地上部をキャンティでもちだす断面計画を構成の基本とし、 この領域に採光上のオープンスペースを担わせる。キャンティ部短杭と搭状建物としてのバランスを獲得すべく、 対角側の杭を深くふんばらせ引抜に耐える設計となっている。
■ ■
街路への姿づくり
集合住宅に不相応な大空間をエントランスホールに割り当てず、あえて小面積に抑えることで低層部にテナントを導入。 かってはオフィス街で、低層部にお店も存在したが、集合住宅への建替えにより活気が失われた。 街路に華やかさをもたらせる仕掛けとしても、店舗が有効であると判断した。
■ ■
SHINKA|近景
街路への姿づくり
■ ■
住居エリアへのアプローチ・住居エリアのエントランス
行き交う人々を映し出すステンレスマリオンは円形に凹んだ特殊形状。 凹んだ正面は鏡面仕上、他はバイブレーション仕上で不思議な映込みが生じる。 一方バックマリオンは無垢のスチールでリン酸処理の漆黒な存在。
■ ■
SHINKA|南階段
シンカホールへのアプローチ階段は全て異なる無垢の天然木。靴音が鍵盤のように異なる音色を奏でる。 オビノコで表情が与えられた格子は、真鍮のパイプで貫かれ闇で光を集める。
■ ■
SHINKA|コミュニティ|つながり
住人が主体的に活用できるマルチイベントホール
■ ■
SHINKA|コミュニティ|つながり
演者の影が映像に干渉せず、足下まで映し出す舞台背景づくりでイベントを多様に演出する。
■ ■
SHINKA|住居ゾーン
Luxurious Type|都市交通をイルミネーションのように借景するコンセプトは全ての住戸に採用し正面ビジネスホテルの視覚的な圧迫感を緩和させている。
■ ■
SHINKA|住居ゾーン
無垢|ソリッドな素材の採用。陽光を受けるバスルーム|中廊下の無いプラン。南に位置づけた水廻りが、玄関や居室にも明るさを届ける。
■ ■
都市で静けさを楽しめる価値
防音性能を高度に担保した2重硝子によって閉塞感の無い視覚的な開放感を所持したリビング型防音室。
■ ■
Urban element
高層部に佇まいのある生活風景
■ ■
Urban element
SOHOタイプの住戸は大きな庇の広いテラスを持つ。遠景からの視線にメッセージする都市と対話するアウトドアリビング。
■ ■
SHINKA|SOHO type
Urban element
SHINKA諸元
コミュニティ・屋上庭園&イベントホール
★賃貸集合住宅|テナント2区画 ★住戸数|25戸
★設計|長谷川順持|長谷川建築デザインオフィス |Hasegawa Design JP
★施工|辰 ★音響設計|昭和音響 ★構造設計|西薗博美 ★設備設計|ZO設計室
☆SHINKA|デザインブックPDF|はこちらから
☆SHINKA|オフィシャルサイト|はこちらから