長谷川建築デザインオフィス株式会社

  • お気軽にお問合せください 03-3523-6063
  • メールアイコンお問合せ

ユニークプロジェクト

和の力・木組み・温もり01|スキップフロアの立体空間

  
正方形2個分480×240

思いでの自然石階段

家族の記念撮影の場所として保存された、素朴な野面石(のづらいし)の階段から斜にアプローチする.

正方形2個分480×240

横浜の「港南区」に建つこの住まいは、このあたりの地勢的特徴である、小高い山をひな壇造成した敷地に建っています。

南には八景島方向を望む、谷を見下ろすような高台です。

 

30年来の住まいを取り壊しての新築ですが、

みんなの記憶がいっぱいつまった素朴なアプローチ階段はそのままに残すことにしました。

但し、14段もの野面石の階段は将来的にもバリアーがあり、

思いきって道路側を「階段7段分」掘り、削り取ってしまい、住まいの内部にその階段を移動。

従って、必然的にスキップフロアーの構成が生まれました。

 

5層のレベル差をもつスキップフロアーは中間に吹抜けを持っていて、

それぞれのフロアーから他のフロアーが必ず二つ見える、

すなわち「二つの世界」が見える構成としています。

 

オーナーの嗜好である「アジア的」な家具を包み込む空間とすべく、

少し「毛深い」素材感でみたされたインテリア。構造体を露にした空間は漆黒に塗られ、

白壁や藁壁と強いコントラストをつくっています。

仕上げとしては、インテリア素材は全て自然素材がテーマとなっています。

自然塗料はリボスというドイツのエコ塗料、天井は自然素材を編んだクロス、

塗壁はアッシュライトという「光触媒」を練り込んだ火山灰を主体にした塗壁。

微少な光で臭いを分解しつづける素材です。

 

夏は「木陰の涼しさ」を創り出すことを目標とし、通風と断熱の計画を徹底しています。

冬場の暖房計画は長谷川オフィスオリジナルの「どまだんシステム」を採用。

フロアーの違いはあるものの巨大な一続きの空間には暖房機具は一切ありません。

 

どまだんシステムの特性と冬場の太陽角度の細密な計算とで、

パッシブな住まいに仕上がっています。

正方形2個分480×240

道路から見上げる

夏場の日射に対し、たっぷりとした庇と屋根で遮光を徹底する

正方形2個分480×240

庭側の様子

スキップフロアーは外部でも結ばれていて「デッキ」は様々なスペースからアプローチできる。

正方形2個分480×240

玄関からアプローチのつながり

豆砂利の洗い出された土間に、飛び石のように配されたタイル. 野趣(やしゅ)な世界のはじまりを告げる.

              

写真右

階段から玄関の招き猫をみる

正方形2個分480×240

写真 左

玄関からたたみの間を見る

写真 右

たたみの間から玄関を見る

正方形2個分480×240

写真 左|たたみの間からスキップ階段

外の階段を無くしここに階段をつけている

              

写真右

スキップのレベル差を利用して、仏壇や座ぶとんなどの収納を作り付ける.

正方形2個分480×240

写真 下

畳の間は少し半地下のように周囲にドライエリアを持って、ここは路地空間のような赴き.               

写真 右

「ふたつの世界を見る」がこの家の空間テーマ。たたみの間とパノラ間を見る.最上部はロフト.

正方形2個分480×240

大テーブルの間から見た中2階

ケシガラスと格子が太陽のニュアンスに反応し光と影を変化させる。

正方形2個分480×240

写真 左

対面キッチン

写真 右

大テーブルの間を中2階から見下ろす。

 
正方形2個分480×240

写真 左

階段スリット

写真 下

北廊下はケシガラスが拡散した光を穏やかに届ける.踊り場の中国格子が「西日」に反応する.

正方形2個分480×240

写真 左

パノラ間から吹抜

写真 右

パノラ間から眺めのいいデッキ上部にはロフトが走る

正方形2個分480×240

写真 左

ロフトで遊ぶ子どもたち. パノラ間での賑わい. たたみの間の静けさ. そして、食の空間のだんらん. 全ての世界を一望に見る。

写真 右

パノラ間から階段の踊り場

正方形2個分480×240

写真左

書斎コーナー

写真右|プライベートなリビングのしつらい

書斎コーナー奥の引戸を開くとパウダールームとシャワールームがある.

正方形2個分480×240

平面計画 断面計画 空間コンセプト

この住まいの間仕切り壁には温かな空気が流れる、温熱ウオールで世界を仕切る。

一覧へ戻る