長谷川建築デザインオフィス株式会社

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住宅力

提案力・監理力・コミュニケーション力

画像などイラストレーション(必要に応じて)
提案力・コンサルテーション

 

住まいづくりを設計事務所と進める

あるいは、もっと積極的に建築家とコラボして住まいを創る

そのような想いを強くお持ちの方々は

 

1)わたしたちの「オリジナルな提案」にわくわく期待している方

2)自分たちの明解な「好み、趣味、嗜好」を具体的な形に現してもらいたい方

 

大きくお二方いらっしゃいます。さて、皆さんはどちらでしょう。

 

そのちょうど中間というかたもいらっしゃるでしょうね。

 

ともあれ、 1) も 2)も最初の提案までに行なう初期のデザイン作業は共通しています。 それは観察と分析/土地に関わる「自然条件」や「法的条件」など住まう方に由来しない「外的な条件」の観察と咀しゃく、 そして判断です。         

 

太陽の動き、周囲の建物の影の調査に関してはこちらに事例があります

 

おもに1)の方には、案の違い「振れ巾」を大きく取り、 数案をプレゼントすることが多いです。まずは文字による「カルテ」から要望と 要望に潜在している事柄をあぶりだします。いわゆる「ニーズとウォンツ」の聞き取りです。

 

カルテについての詳しくはこちらから

 

たとえばそうした中で振れ巾のある提案の例を紹介しましょう。驚く程印象の違いがある提案です。

 

具体事例はこちらからご覧下さい

 

いかがですか、、、、これは木造案と鉄筋コンクリート案という工法の違いにも由来しているのですが、新鮮な私たちの着想を期待して下さっているクライアントに 「前庭」と「中庭」、「直線」と「曲線」という大きく印象の違うアイデアで、この土地の可能性を示し、計画の方向性を決める導入です。もともとは「木造」を おぼろげに希望していたすまい手ですが、結果的には、滑らかな曲線の中庭のデザインが選ばれました。

 

おもに2)の方には、文字による要望はさることながら、イメージの共有をはかります。そのサンプルの一部としては、イメージブックづくりです。 ズバリ、空間の写真でなくてもかまわないので、「好きなこと、気持ちいいこと」それは色でも旅でも食でも、日常生活の活動にかかわるものであればなんでもよい。 これををどんどん貼付けてもらうのです。

 

イメージブックの具体事例はこちらから

 

一年を通じた「食」の記録、あるいは食を通じた集いをブックにしてくださるとは、少し驚きな資料です。しかし、楽しいですね。 これを提出されて燃えない設計者いるでしょうか。すきなこと、楽しいコトがいっぱい詰まっていますが、ある意味では真剣勝負を 挑まれた心持ちさえいたします。 画像などイラストレーション(必要に応じて)

 

これらのイメージを共有したうえで提案された計画図を紹介しましょう。これもおおきく振れ巾があるようにも見えますが、

注目いただきたいのは「テーマが一貫している」という点です。      

 

案はこちらをご覧下さい。

 

いうまでもなく「食する・集う・住まう」がテーマです。レストランに見まがう計画図もありますね。

同じ敷地ですが、これほどのバリエーションを創ります。それぞれの案の良い面、悪い面、それらを

しっかりを註釈して判断いただきます。

 

希望や要望を実現すだけでなく、問題は何かを相談にのり、そして解決するこうした事例をご覧いた

だくと提案力が基本設計における中心のように感じてしまうかもしれませんが、実際のプロセスでは、

これまで集合住宅や古い戸建て住宅などで暮して来た「不快感」あるいは使いづらさなど、種々の経

験から来る「問題」が、要望の根っこにあることが多く、わたしたちはそれを聞き出す相談相手とし

ての役割を担います。新たな提案力は、実は「コンサル力」ということに裏書きされていると言えます。 画像などイラストレーション(必要に応じて)

 

創作の種を蒔く

住宅という空間創造は、お住まいになる家族、お住まいになる土地への想いや可能性をいかに開花し、潜在力を沸き上げ、 あらたな力に拡げ、ここちよく、くつろげて、元気が回復できる世界づくりです。 そのプロセス、そこにおけるコミュニケーションが圧倒的なちからを持っているということも感じていただけたのではないでしょうか。

 

じっくりと丁寧につくりあげる自由発想の注文住宅の成果は、いまだ世の中に存在しないイメージの段階でも、 深い喜びを感じあえる「楽しい交流」からはじまります。住宅展示場のように「現物がないから建築家住宅は不安」というステレオタイプな意見は、 このプロセスを共有すれば、まったくの老婆心であったことと、経験済みの皆さんが感じて下さいます。

 

 

監理力・コミュニケーション

 

丁寧に記せば「設計監理力」です。

 

工事管理とも記されますが、意味としては管理は施工会社の現場担当者が行なう業務です。

設計事務所の工事管理は、工事に入ってからの建築主・クライアントと施工者・現場監督

及び職人とのコミュニケーションを計る役割を担います。 画像などイラストレーション(必要に応じて)

 

監理監督する立場から、監理力とここでは記します。

安全性に関わる部分はお客様の最も気になるところであり、しかも建物の表面ではなく見えなくなってしまう場所のチェックは期待されるところです。

 

しかし、建物を10年間瑕疵保証/かしほしょうするという法律が義務づけられ、あからさまな「手抜き工事」などはおこなわれなくなったといえるでしょう。

 

注文住宅、なかでも設計事務所の設計を施工するのは技量の高い工務店です。従って、私たちの監理は、手抜き工事を未然に防ぐというようなネガティブなものではなく、「判断のミス」を相互に防ぐ為のコミュニケーションが中心になります。

 

意匠とは想いを図面にすること

図面に描いただけでは、住まう方々の要望が、完璧にはつくり手に伝達できないこともあります。

それを住まい手の代理人としてしっかり伝える。これが監理です。それをしっかり精度の高い「モノ」になるようにチェックするのは、現場マン・工務店の管理者の仕事です。

 

いずれもコミュニケーション、相手は何を望んでいるのだろうというホスピタリティーを発揮し、

自らのアタマで考え、着想し、結果を出す。プロが集って仕事のレベルアップをはかります。 画像などイラストレーション(必要に応じて)

 

 

 

現場の力・監理力に重要なのは「段取力」「空気感をつくるちから」

 

設計図を立体的な空間に仕立て上げるには、もちろん施工会社の技量によるところが大きいのですが、 その技量を充分に発揮いただくにはどうすればよいのか。それがわたくしどもに期待されるところです。この住まいは、全体としてどのようなことを大切にしたどこを目的とすべきなのか。 つくる方と求める方が、これを共有するかしないかでは、時には「性能」に大きな違いが出てしまうのです。しかし、ここが明確になれば現場の方々は「うるさい設計者だな」ではなく、 むしろ「ここが大事だと判断しましたので、ここまでやっておきました」となるわけです。目には見えにくいのですが、建築の「でき不でき」は「現場」にかかっていますから、 現場力を発揮していただく手法を、わたしたちは常に話し合っています。

 

素材の力・モノに込めるおもい

 

図面や立体図という「計画図」中にあった小さな空間が、リアルな素材でわたしたちの身体よりもはるかに大きな、 実物の空間にたちあがるのはとても昂揚します。 やりなおしはできれば避けたい、そのためにも、実際の現場でおおきな現物をならべて皆でチェックします。

素敵なタイルも肌理の美しい壁材も、量感ある石材も、いか

に使ってもらうか、いかに組み合わされるか。素材は待って

いるように感じられます。そこにていねいに技量が重ねられ

て、素材は建築の構成要素を越えて、空間を成して行きます。

 

職人さんの技量は深く豊かです 画像などイラストレーション(必要に応じて)

 

限られた予算のなかで、いかにその技量を発揮していただくか。わたくしたちのデザインの冴えが、仕事する方々に響いて、 さらに図面では表現しきれな「素材の力」が発揮されます。 これが手づくりの注文住宅の素晴しさです。

 

提案から設計監理まで、その成果が住宅力です。

 

設計事務所がかかわるとどのような成果がもたらされるのか、 それは美的な印象を越えてさまざまな次元にいたります。               

 

成果にかんしては、是非こちらをご覧下さい
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