配置計画の基本
まず敷地の中央に立って北を背にして南に向かい、東から日が昇り、西に沈んでいく、大きなイメージをつかんでください。その調査の季節がちょうど冬場ならばお昼頃が調査時間としてはふさわしいでしょう。真南の建物が、自分の敷地のどのあたりまで影を伸ばしてくるかをつかみます。上図右の点線はそれを示しています。建物の建坪いっぱいに単純に配置しますとこの点線を南面が全部越えてしまうようなと真四角にこだわらず、Lの字型の配置は有効です。こうして、影の面に積極的につっこんでしまう部分と影をかわす面とをこしらえるのです。影に踏み込んだ部分は「朝日を受ける面、午後の光を受ける面」を生み出す可能性もあるのです。この朝日のあたる面に「食事のスペース」を配するなど、配置計画がすでに間取りをも呼び起こすことになります。このほか「斜めの方位」には、これも単純に四角い計画にするのではなく、雁行(とりのカリが飛ぶ姿に似ているのでガンコウと呼びます)配置にしますと、多くの採光面を得ることができます。